デザインを変更しました。

デザイナーになりたいくせにプログのデザインすらやってないとかKSだろJK って勝手に悶々としていたので、デザインを変えました。 薄気味悪いくらいにシンプルになってしまい、気味悪いと思う人も居ると思うので、少しだけ解説します。

Less is more Spirit

Less is more ”少ない は 豊か。” -Mies van der Rohe

三大建築家のMies van der Roheさんが言ってる名言の通りにしました。普通のブログって、人が見るのは文字と画像だけですよね。それで、その情報を読みやすいようにCSSを飾るわけです。僕も同じように”読みやすい”を目指して、”CSSで飾り”ました。ただ、できるだけ要素を絞ることに挑戦してみました。

タイポグラフィ

僕が大事にしたいのは、スイススタイルの理念です。デザインの理論化・言語化による新しい表現の提案や模索をしてる点が素晴らしいと感じています。また、要素を限定することにより、よりクリエイティブな発想を得ることにも注目しています。 ここで限定したい要素は3つです。

限定する要素

  • 和文明朝、欧文Sans-serif、文字のみのデザイン
  • 色を使わない。
  • 明確に構造化された文章

文字だけでデザインする試みです。 Footer以外のものは全て文字だけのデザインです。 (記号も文字として)

記事のデザイン

文章ベースの記事を書くときに重要となってくるのが、一行あたりの文字数です。人が文章を読むとき、一行が長すぎると行を変えるとき次の行に視線がスムーズに行きません。このデザインは大体、一行35文字を目安にデザインしていますが、大体、30〜40字/行が一番行を移りやすい字数だそうです。また、人はWeb上の文章を読むとき、F字型に視線移動をしているそうです。その視線に沿った情報を設計するとなると、サイトのデザインを細かくCSSでいじって行くより、記事を書く段階でデザインを考えながら文字を入力するようにした方が良いと思っています。

人の行動を設計する

見出しに視線の動線をわかりやすく付けることにより、文章の起点を見出しやすくします。これは、情報アーキテクチャのアプローチと言うよりも、エルゴノミクスからのアプローチといったほうが正しいでしょう。人が注目してしまうのは、いつでも文字ではなく記号や絵なのです。今回は、大見出しに●、小見出しに▶をつけて、視線誘導を強めます。字を”見る”のと”読む”のは違います。 見出しは”見て”欲しいですし、本文は”読んで”欲しいのです。

引用

引用の文章のスタイルは、なるだけ装飾的にならないように心がけ、かつ引用とわかるデザインを心がけました。

blockquoteで囲まれた文章は引用の意味をもつ。 この中のコンテンツには注意を払う。 -引用元を明示する

さいごに

フォントを割りと持ってる人は、”なんで英字だけOCRやねん!”ってツッコミがあると思います。 ”読みやすいデザインを心がけたとか言って、読みづらいわ!アホ!” とか思うでしょう。

まぁ、簡単に釈明をしますと、ただの趣味です。

OCRが無かったらもっと良いデザインになっていたことだろう・・・。

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